止水工事
高圧パッカー止水工法
本工事は、打継部・目地内ひび割れからの漏水補修に適用する。
打継部・目地内ひび割れ等の出水部の水みち部にドリルにて貫通横断する孔を削孔し、高圧注入用プラグを介して、高圧注入方法を用いて止水剤を漏水箇所に注入することで、漏水の原因である水みちを閉塞し止水することを目的とする。
使用材料は目地の挙動に対する安定性・硬化後の追従性（弾性）を考慮し、ハイセルOHを使用する。
この工法の特徴
- プラグの径がφ10㎜と小径であり、補修跡が小さく目立たず美観を損なわない。
- 漏水の状況、部位に応じ注入剤の効果速度を任意にｺﾝﾄﾛｰﾙ可能で、各諸条件に対応できる。
使用材料
| 注入剤 | ハイセルOH（親水性ポリウレタン） |
|---|---|
| 高圧注入プラグ | 逆支弁付き φ10㎜ |
※材料の保管は、材質に変質のないよう（凍結・湿気及び異物混入のないよう）保管する。
使用機械工具
| ハンマードリル | 100V、6.3A |
|---|---|
| 高圧注入機 | 手押し式注入ポンプ（チヨダ） |
| 注入ポンプ | 電動式注入ポンプ（シールボス） |
洗浄作業
超高圧洗浄
超高圧で水の噴射が可能な洗浄機を使用し、
コンクリート表面の付着物除去・洗浄はもちろん、
塗装面の剥離等を効率的かつスピーディに行なう高圧洗浄作業です。
一般的に普及している家庭用高圧洗浄機の水圧が8〜12Mpaですが、当作業では、約50Mpaの水圧を誇る超高圧洗浄機を使用し、作業の効率化を図っています。